こどもとIT BookLab
学び・探究・進路にAIをどう生かす? 東大教授が高校生に指南
2026年9月8日 07:00
株式会社KADOKAWAは、書籍『東大教授が教える AI時代の勉強法 高校生の未来をひらく最強の学び方』を2026年9月7日に発売した。東京大学大学院情報学環教授で、教育工学を専門とする山内祐平氏が、日々の学習から探究学習、将来のキャリアまで、AIを活用した学び方を高校生に向けて解説する。
同書が伝えるのは、AIから答えをもらうのではなく、自分の頭を鍛えるためにAIを活用するという考え方だ。高校生の生成AI利用が広がる中、AIに頼りすぎず、自分で考えながら学ぶための具体的な方法を紹介している。
同社によると、こども家庭庁が2026年2月に公表した「青少年のインターネット利用環境実態調査」では、高校生の生成AI利用率が46.2%に達しているという。同書では、生成AIに頼りすぎることで思考する機会が減る可能性があるとし、生成AIと適切に付き合いながら、自分で考える力を伸ばすことを重視した。
内容は4つのPartで構成。Part1では、「なぜ学習するのか」という問いから学ぶ動機やAIとの付き合い方を考え、Part2では睡眠や休憩、学習計画、記憶に残すための学び方など、日々の学習を続けるための技術を紹介する。
日々の学習については、計画を立てて実行し、振り返る「自己調整学習」の考え方を取り上げるほか、精緻化・体制化・分散学習など、記憶や理解につなげる学習方法を解説。国語・数学・英語では、実際のプロンプト例を交えながら、教科ごとのAI活用法を紹介している。
Part3のテーマは探究学習だ。「よい問い」の立て方から情報収集、情報の整理・分析、レポート作成まで、探究のプロセスに沿って解説。AIを査読者に見立て、レポートの論理に抜けがないかを確認するといった活用方法も紹介している。
Part4では、将来の進路やキャリアを考えるために視野を広げる方法を取り上げる。MOOC(大規模公開オンライン講座)を利用して世界の大学の授業に触れる方法や、AIを使って自分の興味を掛け合わせながら職業やロールモデルを探す方法などを紹介する。
また、スマートフォンですぐに実践できるAIの使い方を解説する動画も用意。書籍に掲載された二次元バーコードから視聴が可能だ。
目次
Part1 なぜいま、学び方を学ぶ必要があるのか
第1章 人はなぜ学ぶのか
第2章 いま求められている学び方
第3章 AIとのつきあい方を考える
Part2 日々の勉強を攻略する
第4章 学習計画をたて、実行し、評価する
第5章 記憶と理解のための工夫
第6章 教科別のポイント
Part3 評価される探究のつくりかた
第7章 問いを制する者が、探究を制する
第8章 レビューが探究のレベルを飛躍的にあげる
第9章 まとめるための思考法
第10章 よりよく書くための知恵
Part4 未来のために視野を広げる
第11章 MOOCを使って大学の授業をのぞいてみよう
第12章 未来をひらくために今できること
著者プロフィール
山内祐平(やまうち ゆうへい)
1967年、愛媛県生まれ。東京大学大学院情報学環教授。博士(人間科学)。大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程を中退後、大阪大学助手、茨城大学人文学部講師・助教授を経て現職。教育工学を専門とし、学びを支える環境の設計やICTを活用したイノベーションについて研究している。
書誌情報
書名:東大教授が教える AI時代の勉強法 高校生の未来をひらく最強の学び方
著者:山内祐平
発売日:2026年9月7日
定価:1,870円(本体1,700円+税10%)
判型:四六判
ページ数:180ページ
ISBN:9784048118002
発行:株式会社KADOKAWA





























![タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき ([バラエティ]) 製品画像:1位](https://m.media-amazon.com/images/I/611xdkoqG7L._SL160_.jpg)


















