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AI型教材「キュビナ スターター版」学校単位で導入が可能に、無償トライアルも開始

株式会社COMPASSが、学校単位での導入を希望する公立小中学校を対象に、AI型教材「キュビナ スターター版」の提供を開始

株式会社COMPASSは、学校単位での導入を希望する公立小中学校を対象に、AI型教材「キュビナ スターター版」の提供を開始すると2025年9月3日に発表した。さらに、同サービスを無償で試せる体験会とトライアルを実施する。

キュビナ スターター版は、新規導入学校向けの学習eポータル+AI型教材で、キュビナの機能とコンテンツを厳選したモデルである。デジタルドリル導入にかかる費用負担を抑えながら、AIによるアダプティブラーニングや教科書に対応したコンテンツ、教員向けの管理画面を利用可能。

教材は、小学校1年生から中学校3年生までの5教科における学習指導要領単元をカバーし、利用する教科書と同じ章名、並び順で学習が可能だ。漢字と英単語(中学校)の問題は、教科書の学習順に合わせて出題でき、授業の進度に合わせて、授業内や家庭学習でスムーズに活用できる。

約6割の問題が手書き入力を採用しており、作図ツールやスピーキングなど、教科・問題に応じた解答方式で出題できるのも特徴の1つ。デジタルドリル=選択問題ではなく、学習効果を最大化するための操作にこだわっている。教員は、管理ツールに搭載しているダッシュボードで、児童生徒・クラス・学校の学習データをひと目で把握可能だ。

体験会は、9月から10月にかけてZoomで開催する。児童生徒用の学習画面や教員用の管理画面の説明が行われ、申込者にはZoomの視聴URLと体験会で試用するサンプルアカウントを配布する。無償トライアルは、過去にキュビナを導入していない公立小中学校を対象として、2025年9月から2026年3月末まで実施。全学年または一部学年のみでも利用可能で、来年度以降の有償利用を前向きに検討することが応募条件となっている。

体験会と無償トライアルの概要は、以下の通り。

<体験会>
日程:9月12日(金)・16日(火)・18日(木)・24日(水)・26日(金)・30日(火)、10月2日(木)いずれも15時45分〜16時30分
会場:Zoomオンライン配信(要事前申し込み)
内容:児童生徒の学習画面、教員用管理画面の機能や使い方の紹介、操作体験、無償トライアルの案内
申込方法:専用フォームより
※申し込み後、Zoomの視聴URLと体験会で試用するサンプルアカウントを送付

<無償トライアル>
対象サービス:AI型教材「キュビナ スターター版」の全機能
募集対象:過去にキュビナ(スターター版・通常版)の利用がなく、新規導入を検討する公立小中学校
利用対象:全学年(一部学年のみでも可)
無償利用期間:2025年9月〜2026年3月末
応募条件:来年度以降、キュビナの有償利用に関する前向きな検討