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約9割の生徒が生成AIで志望理由書の「質」向上を実感、NOLTYプランナーズ調査
2025年12月5日 15:00
株式会社NOLTYプランナーズは、生成AIを活用して高校生の進路選択や志望理由書作成を支援する「NOLTYスコラ 副担任mirAI」の活用効果に関する調査結果を2025年12月4日に発表した。
同調査は、全国の高校3年生296名と教員14名を対象に、2025年10月1日から24日まで実施したものである。総合型選抜や学校推薦型入試に対応する志望理由書の作成支援で副担任mirAIを活用した結果、生徒の自己理解や文章表現力が向上し、教員の業務負担も大幅に軽減されたことが明らかになっている。
具体的には、生徒の89%が「志望理由書の質が向上した」と回答した。副担任mirAIは、教員が個別指導で実施している「深く掘り下げる対話」を補完。生徒一人ひとりに合わせて質問を投げかけ、内省を促すことで、自身の思考を整理し、論理的な構成を構築できるようサポートするという。
生成AIは人がAIに質問し、AIが回答やアドバイスを生成するのが一般的だが、副担任mirAIは回答を生成するのではなく、生徒に対して質問を生成し、生徒自身の思考や強みを引き出すことに特化。自分自身の内省については、91%の生徒が「自分の考えや、やりたいことがより深く整理できた」と回答している。
さらに、生徒の90%は「文章の構成が論理的になり、自分らしい文章になった」と回答。92%は「志望する大学や学部への理解が深まった」と答えている。副担任mirAIは「なぜ」「どのように」といった深掘り質問を通じて、生徒の思考を整理し、自分の言葉で情報を構造化することを支援するのが特徴だ。
自分の指導理由書や面接に関する自信を聞いたところ、「やや自信を持てた」(48%)、「自信を持てた」(29%)、「とても自信を持てた」(17%)と、合計で89%の生徒が自信が付いたと答えている。
一方、教員側では、生徒一人あたりの指導時間が平均3.8時間から1.8時間に減少し、約50%の削減を実現。志望理由書の作成前段階をAIが担うことで、教員は添削や最終指導に集中できるようになるという。
NOLTYプランナーズは、推薦書の作成といった業務負担が増えていることから新たに「推薦書作成サポート」機能を追加している。これは生徒がAIと対話した履歴と志望理由書をもとに、推薦書の草案を自動生成するもので、教員の業務をさらに支援する機能となっている。




























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