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スコラ手帳と専用アプリ「スコログ」で中高生の自己管理能力とコミュニケーションを支援

株式会社NOLTYプランナーズは2024年2月9日、中高生を対象とした「スコラ手帳」と専用アプリ「スコログ」を全国の中学校・高等学校約1,000校で活用していると発表した。これらのツールは、生徒と教員間のコミュニケーション促進と自己管理能力の向上を目的としている。

教員の業務負担が増加する中、生徒とのコミュニケーション不足が課題となっている。この課題に対応するため、NOLTYプランナーズはPDCAサイクルを支援する「スコラ手帳」と、手帳の情報をデジタル化して共有する「スコログ」アプリを開発した。これにより、教員は生徒の学習状況や時間管理をより効果的に把握し、適切なフィードバックを提供できるようになる。

先生の機能に設けられた「一括コメント送信」

特に、「スコログ」アプリは、手帳の内容をスマートフォンで撮影し提出する機能を持ち、教員は生徒の活動をリアルタイムで確認できる。これにより、手帳を物理的に回収する必要がなくなり、生徒は常に手帳を携帯できるため、学習管理がスムーズになる。静岡県立富士宮西高等学校では、このシステムを活用することで、手帳指導の効率化と教員の負担軽減が実現したとしている。

今後、2024年4月1日からは「スコログ」に進路選択をサポートする新機能が追加される予定。これにより、生徒は自身の過去の活動を振り返りながら、未来の進路計画を立てることができるようになる。

24年度版「スコログ」より、進路選択に役立つ機能を追加