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【10万人に調査】中高生の91%が忘れ物減少、67%が学習時間増加を実感――「スコラ手帳」活用調査

株式会社NOLTYプランナーズが、延べ109,905人の生徒を対象に実施した「スコラ手帳の活用による生活習慣・学習習慣の変化」の調査結果を発表

株式会社NOLTYプランナーズは、2021年度から2023年度にかけて全国の中学校・高等学校で実施した「スコラ手帳」の活用効果に関する調査結果を発表した。同調査には、延べ109,905人の中高生が参加している。

スコラ手帳は、生徒の自己管理力や自己肯定感を向上させることを目的に開発した中高生向けの手帳で、約30万人の生徒が活用している。同調査では、「スコラ手帳を使っている生徒」「スコラ手帳を使っていない生徒」で比較し、効果の違いを測定した。

【調査概要】
対象年度:2021~2023年度
 2021年度=2021年6月~2022年3月31日まで
 2022年度=2022年6月~2023年3月31日まで
 2023年度=2023年6月~2024年3月31日まで
調査人数:109,905人
(2021年度:49,824人/2022年度:29,612人/2023年度:30,469人)
生徒の区分:
 (1)「使っている生徒」:1日にスコラ手帳を3回以上開く生徒
 (2)「使っていない生徒」:1日にスコラ手帳を0回開く生徒
 (3)「やや使っている生徒」:1日にスコラ手帳を1~2回開く生徒
 ※(3)のデータは未使用

調査の結果、スコラ手帳を1日3回以上使用する生徒の91%が「忘れ物が減った」と回答。手帳を使用しない生徒と比べて、52%も高い割合となっている。

スコラ手帳を使っている生徒のうち、91%が「忘れ物が減った」と回答

同社は、手帳に予定を書き込むことで記憶が定着しやすくなることや、定期的に見返すことでリマインドされることを要因に挙げた。また、表紙を自由にカスタマイズすることで愛着が増し、手帳の持ち運びや確認の意欲が高まると分析している。

さらに、スコラ手帳を活用している生徒の67%が「家庭学習時間が増えた」と回答した。手帳に学習計画を記入することで、目標設定や時間管理の意識が高まり、効率的な学習が可能となる。同社によると、隙間時間の有効活用や学習時間を可視化することが家庭学習の習慣化につながっていると考えられるという。

スコラ手帳を使っている生徒の67%が「家庭学習時間が増えた」と回答

スコラ手帳は、重要な情報を効果的にビジュアル化して、客観的な自己分析を行い、改善に向けた行動を促すレイアウトを採用。同シリーズは、学習計画の管理に適した「NOLTYスコラ ベーシック」、自己理解を支援する「NOLTYスコラ ライト」、生活習慣を育成する「NOLTYスコラ ビスタ」をラインアップしている。