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教員が気軽に交流できる「先生の学び応援コミュニティ」を7月12日にリリース

教員の成長や働き方改革をサポート

教員同士が気軽に交流できる「先生の学び応援コミュニティ」をリリース

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)と株式会社NOLTYプランナーズは、教員向けコミュニティサイト「先生の学び応援コミュニティ」を2024年7月12日(金)にリリースする。

同コミュニティは、自己管理力や自己肯定感を育む中学校・高等学校向けプログラムを開発するNOLTYプランナーズのノウハウと、JMAMの社会人教育の経験を融合し、教員の成長と働き方改革を支援することを目的としている。

具体的には、教員同士が匿名で気軽に交流できるトークルームのほか、専門家によるセミナーを提供する予定である。特に、働き方改革や学校種別の悩みに合わせたトークルームを設け、教員の日常の悩みや工夫を共有できるようにする。

8月23日(金)には、会員限定のセミナーイベント「忙しさから自分を見失わないために必要なこと」を開催する。講師は、東京大学大学総合教育研究センター教授の栗田佳代子氏が務める。同セミナーでは、教員が日々の業務を見直し、より効果的な教育活動を行うためのヒントを得ることができるという。

NOLTYプランナーズによると、2023年に全国の小学校・中学校・高校の教員540名に実施した調査で、「仕事が忙しすぎて残業や持ち帰りが頻発している」「授業がうまくできない、授業の準備や自分の勉強が不十分だと思う」といった回答が寄せられた。

NOLTYプランナーズによる調査結果「仕事での一番の悩み・困り事」

また、個別に実施したインタビューでは、「教員にとって非認知能力、対人スキルを学ぶ場が少ない」「利害関係のない第三者に相談できるのは安心」といった声があったため、匿名で教員同士が本音で交流でき、さまざまなスキルを学べるコミュニティを開設したという。

今後、eラーニングや対面での研修、講演会などを通じてビジネスマナーやITリテラシー、時間管理、マネジメントなどのスキルを学ぶ機会が提供される予定だ。また、教員のメンタルヘルス支援として有識者への相談も受け付ける。

NOLTYプランナーズとJMAMは、同コミュニティを通じて教員の成長を支援し、ひいては生徒たちの成長にも寄与することを目指している。