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教員用デジタル手帳アプリが登場、カレンダー機能を先行公開

iPadで使える教員向け手帳アプリ「Digital Teacher's Planner」が登場

株式会社TechScholarは、教員向けデジタル手帳アプリ「教師手帳 - Digital Teacher's Planner -」をApp Storeで公開したと2025年11月10日に発表した。

同アプリは元教員が開発したiPad専用のデジタル手帳で、教員の働き方をスマートにすることを目的としたもの。紙の手帳の自由度とデジタルの効率性を併せ持ち、授業や行事・校務などの予定を一元管理できる。

第1弾として、授業や行事の予定を手書きとデジタルの両方で管理できる「カレンダー機能(Simpleプラン)」が先行リリースされている。同機能では、年間・月間・週間・日間のカレンダーを搭載。登録済みの教科を選択するだけで予定を追加できるほか、テンプレート機能で時間割をまとめて登録可能だ。

年間・月間・週間・日間のカレンダーを搭載

カレンダーに登録した授業は自動で集計され、期間別に予定時数を表示できる。授業時数のCSV出力や生徒情報のCSV入力に対応するため、週案・勤務報告などにも活用できる。

授業時数のCSV出力や生徒情報のCSV入力に対応

手書き入力にも対応し、Apple Pencilを使って予定やメモの書き込みが可能。さらに、週間カレンダーと日間カレンダーでは、手書き内容の一部が自動同期される仕組みだ。GoogleカレンダーやiCloudとの連携も可能で、学校外の予定管理にも役立つという。

予定やメモを手書きで書き込める
画像の貼り付けや書き込みにも対応
GoogleカレンダーやiCloudとの連携が可能

アプリは月額200円または年額2,000円で利用でき、現在は7日間の無料トライアルが提供されている。今後は授業計画や生徒情報の管理など、Proプラン機能の実装も予定されており、教育現場のニーズに応じた機能拡充を実施予定だ。