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都道府県別学習ランキング、3位が「埼玉」2位は「東京」…… 意外な結果となった1位の県とは

bondavi株式会社が「集中」アプリの行動データから都道府県別の自主学習時間ランキングを発表

bondavi株式会社は、同社が提供するアプリ「集中」のデータを元に、都道府県別の自主学習時間ランキングを発表した。同ランキングでは、学習時間が多い地域に都会が多い傾向が確認された。

同社は「集中」アプリの行動データについて、2024年4月1日から7月31日の期間に76,628件のデータを都道府県別に集計した。「集中」アプリのユーザーは、90%以上が学習用途に利用されており、そのうちの72.4%が学生で、18.8%が社会人であるという。

同アプリは自主学習の集中力・モチベーション向上のために利用されている。同ランキングは、学校での勉強などを含まず、学生・社会人ともに自主的な学習の時間を集計した結果となっている。

「集中」アプリの利用イメージ

同ランキングの集計結果によると、最も学習時間が多い都道府県は「山口県」であった。しかし、全体の傾向とは異なる結果で、山口県の学習時間が突出した理由は現在のところ不明である。同社は、この結果を考察するユーザーに対し、ランキングのデータを公開するとしている。

一般的には、人口密度が高い地域、特に東京都や埼玉県など、競争が激しい都市部で学習時間が長くなる傾向が見られた。

人口密度順に学習時間を並べ替えたもの(緑:学習時間が長い/赤:学習時間が短い)

人口密度が高いほど学習時間が長い傾向となるのは、人口密度のトップ5とワースト5との比較でも確認できる。

人口密度のトップ5とワースト5を抽出したデータ

「集中」アプリは、怠け癖のある同社の社長が、「自分ですら堕落せず、ちゃんと仕事をできるように」作ったアプリ。口コミでアプリの評判が広まり、300万ダウンロードを突破したという。