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手書き解答をAIが丸付け、「MITORU」の体験デモをEDIX大阪で実施
2025年5月30日 08:30
株式会社教育同人社と株式会社Recursiveは、大阪市住之江区のインテックス大阪で開催される「第8回 EDIX（教育総合展）大阪」で、AIによる計算問題の丸付けモデル「MITORU」の体験デモを6月13日（金）に公開すると発表した。
MITORUは、高度な物体検出およびOCR技術を利用して、手書きの数字や記号をテキストデータに変換。児童が紙のドリルに手書きした解答の正誤判定を瞬時に行い、自動で丸付けするAIモデルを搭載した。児童が自分の端末で解答用紙を撮影・アップロードすることで、AIが丸付けを実施して教員の採点作業を支援する。
両社が開発中のMITORUのGoogle Classroomアドオンは、ノートやドリルの丸付けや回収、提出状況の記録、集計、返却やコメントのやりとりをGoogle Classroom上で実行できる。児童がGoogle Classroomの課題提出機能で解答用紙の画像をアップロードすると、MITORUが自動で丸付けを開始する仕組みだ。
2025年2月には、公立小学校計3校でモニターを実施。MITORUを使うことで、児童自らが誤りの原因を進んで探し出すなど、課題に対して積極的に取り組む姿勢が見られた。また、単純な計算間違いだけでなく、解き忘れ・書き忘れ、消し忘れなど、普段の学習でも起こり得る状況を改めて確認。教員が児童の学習状況を多角的に把握し、個別最適な指導の実現が期待できるとしている。
EDIX大阪の概要とMITORUのデモセッションの概要は、以下の通り。
・展示会概要
展示会名：第8回 EDIX（教育総合展）大阪
会期：2025年6月11日（水）～13日（金）
時間：10時～17時
会場：インテックス大阪
〒559-0034 大阪市住之江区南港北1-5-102
入場料：無料
来場方法：事前に来場登録が必要
・MITORUのデモセッション概要
展示ブース：グーグル合同会社の展示ブース内
小間番号：6-20
デモ体験スケジュール：6月13日（金）の12時から15時まで