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ChatGPTを活用したAI自動採点「DEEP GRADE」、国語の記述問題に対応 EduLabグループ

 株式会社EduLabグループは、ChatGPTを活用したAI自動採点ソリューションを5月から提供、英語のライティングやスピーキングテストの採点を行っていたが、今回、国語の記述問題にも対応したと発表した。

 EduLabグループは100万人規模の学力調査の採点業務を10年以上にわたって受注、採点業務のノウハウを蓄積してきたという。このノウハウを活用し、自然言語処理技術を独自に開発し、OpenAI社のChatGPTを組み合わせることでAIが問題文の意味や出題の意図を解析できるようになったという。

 その結果、採点精度の向上に加えて採点結果の説明を可能にしたAI自動採点ソリューション「DEEP GRADE」を開発し、教育事業者の採点にかかる工数を大幅に削減することが可能になったとしている。

「DEEP GRADE」による採点業務のサポートのイメージ

 また、今回対応した国語の記述問題は、一般的に自動採点の難易度が高いとされているが、EduLabグループは、国語の記述問題の自動採点を研究し「DEEP GRADE」では従来の英語だけでなく、国語の記述問題にも対応した。採点精度についても人による採点を同等の精度で安定した採点が可能だという。

小学校6年生レベルの国語の記述問題の例
正答例に対する採点結果
誤答例に対する採点結果

 なお、国語の実際の採点プロセスを体験できるよう、AI自動採点の「国語記述自動採点サービス(デモ版)」を公開、AIの解答を体験できるようにしている。