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愛知の学校で使われている方言を調査!「ダツリ」って何?

株式会社CMサイトが愛知県の学校で独自に使われる方言を調査し、ランキングをWebサイトで発表

株式会社CMサイトは、同社が運営するWebサイト「ランキングー!」で「名古屋弁!? 他県民の知らない『愛知の方言』(学校編)」のランキングを発表した。

同社は、愛知県の学校で使われている独自の方言をピックアップし、全年代の男女9,861名の回答をもとに同ランキングを作成。他県民にとって聞き慣れない言葉が上位にランクインしている。

1位に選ばれたのは「ダツリ」で、1,395票を集めた。「ダツリ」は「脱履(だつり)」という漢字に由来し、靴を脱ぐ場所、つまり学校の昇降口を指す。投票者からは「初めて聞いた」「外国語のように感じる」といった声が多く寄せられた。

愛知の方言ランキング[学校編](出典元:ランキングー!)

2位は、1,198票を集めた「ひきずり」。ひきずりとは、給食に出ることがある鶏肉を使ったすき焼きを指し、「鶏肉をすき焼きに?」「何を引きずるのかと思った」という反応が寄せられている。

続いて、3位には「ピー(じゃんけんのチョキ)」、4位は「トキントキン(鉛筆が非常にとがった状態)」がランクイン。僅差で、「ケッタ通学(自転車通学)」が5位という結果となった。「ケッタ」は愛知県の方言で「自転車」を指す言葉であり、他県民からは「この通学方法を言われても全くわからない」という反応が見られた。

なお、6位から10位の結果は、名前の由来や投票者のコメントなどを含めてランキングー!の調査記事で紹介している。

同調査でランキング上位に入った愛知県の方言は、他県ではほとんど知られておらず、独特の表現が学校生活の中で今も受け継がれていることがわかる。