ニュース

埼玉県、県知事との意見交換会に参加する小中学生を募集

埼玉県民の日に意見交換会を実施

埼玉県が「こどもたちと知事の意見交換会」に参加する小中学生を募集

埼玉県は、さいたま市浦和区の県知事公館で「こどもたちと知事の意見交換会」を埼玉県民の日の2024年11月14日(木)に開催すると発表した。今回、県内在住の小学1年生から中学3年生を対象として、同イベントへの参加者を募集する。

埼玉県は、子供たちにとって最善の利益となることを第一に考え、当事者の意見を政策に生かす「こどもまんなか社会」を目指している。同イベントは、その一環として開催されるもので、2つの意見交換テーマを用意し、参加希望の児童生徒から考えやアイデアを募集する。

1つ目のテーマは「子供たちが意見を伝えること」。参加希望者は、自分の気持ちや希望を大人に伝えられているか、また、伝えられずに困ったことは何か、どんな仕組みがあったら気持ちや希望を伝えやすいかをテキストでまとめる。

2つ目のテーマは「こどもまんなか社会の実現に向けて」。子供の自分が今困っていることは何か、そして自分や友達が元気で楽しく、安心して過ごすには何が必要かを考えてまとめる。

同イベントには、埼玉県電子申請・届出サービスから申し込みが必要で、募集期限は2024年10月21日(月)の17時までとなっている。応募者は、1テーマについて400文字以内で考えやアイデアを記載する必要があるが、1つのテーマを選択するか、両方のテーマを選択するかは自由となっている。

なお、選考結果については、10月28日(月)前後にメールで通知される。

埼玉県知事の大野元裕氏は、「全ての子供が自分らしく健やかに成長するには、社会全体で支える必要があり、『子供にとって最も良いことは何か』を子供目線で考えることが重要」と表明。そのためには「子供に接する大人が子供の権利について学び、子供の声や意見に耳を傾けることが大切」と語っている。