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さいたま市、未来のまちを募集する「SAITAMA Minecraft AWARD 2025」を開催
2025年7月8日 12:15
さいたま市は、さいたま市内在住・在学の小学生・中学生・高校生を対象とした「SAITAMA Minecraft AWARD 2025」を開催すると2025年7月7日に発表した。
さいたま市では、実在する都市を再現する3D都市モデルのデータを活用し、「大宮・さいたま新都心エリア」と「浦和エリア」のマインクラフトワールドデータを作成・公開している。このデータを活用し、子供たちが自由な発想で「2050年のさいたま市」を創造するコンテストを2024年度に続いて実施する。
コンテストの作品テーマは、「もっと暮らしやすく、もっとワクワクする2050年のさいたま」。都市計画・住環境・交通・防災・環境・スマートシティなどの観点から課題を見つけ、マインクラフト上で解決策を表現した作品の募集を開始している。
同コンテストは「まちづくり部門」と「フォト部門」の2部門があり、まちづくり部門では、さいたま市ワールドデータ(「大宮・さいたま新都心エリア」か「浦和エリア」)の活用が必須。参加対象は、市内の小学生から高校生までで、個人・グループ(最大5名)・クラブ・部活単位での応募が可能だ。
作品募集期間は、まちづくり部門が2025年12月14日(日)までで、フォト部門は11月16日(日)までとなっている。応募は専用フォームから行い、まちづくり部門では、作品概要や作品説明スライド、作品内容がわかる動画の提出が必要。
作品募集期間・応募方法
部門 | 応募締切 | 応募方法 |
---|---|---|
まちづくり | 2025年12月14日(日)まで | 専用の応募フォームにて、「作品概要」「作品説明スライド」「作品の内容がわかる動画」を提出 |
フォト | 2025年11月16日(日)まで | 専用の応募フォームにて、「作品概要」「作品の内容がわかる画像(作品をスクリーンショットしたもの)」を提出 |
まちづくり部門の最終審査会・表彰式は、2026年2月21日(土)に浦和コミュニティセンターで開催予定で、まちづくり部門ファイナリストによる作品のプレゼンテーションと審査員による審査、表彰を行う「最終審査会・表彰式」を行う。
また、関連イベントとしてワールドデータの使い方を学ぶハンズオンを7月26日(土)に、大宮ソニックシティ(大宮区桜木町1丁目7-5)で開催する。さらに、マイクラまちづくり体験ワークショップも8月10日(日)に同会場で実施。どちらも事前申し込みが必要となる。
審査の視点(両部門共通)
項目 | 概要 |
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テーマ性 | テーマをワールドの中で表現できているか。テーマについて何を考えて、どのようなコンセプトで作品をつくったか、説明の中でしっかりと伝えられているか |
課題探求力 | テーマを踏まえたまちの課題について、さいたま市に関する情報収集を行って適切に設定できているか。どのように考えてどのような課題を設定したか、説明の中でしっかりと伝えられているか |
課題解決への貢献度 | 設定したまちの課題に対応した作品になっているか。課題に対する解決策をどのように考えて作ったか、説明の中でしっかりと伝えられているか |
独創性・未来志向 | 自由な発想で、ほかの作品にはない自分だけの要素やポイントがあるか。さいたま市がもっと進化していく未来志向な作品になっているか |
作品完成度 | 全体の統一感、詳細な部分までのこだわりなど作品全体としての完成度や総合的なクオリティーが高いか |