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探究学習の設計から発表まで支援、Study Valleyが高校教員向けセミナーを開始
2025年7月4日 12:30
株式会社Study Valleyは、高等学校の教員を対象としたオンラインセミナーを2025年7月から2026年3月まで毎月開催すると発表した。
同セミナーは、探究学習の年間設計・実践・評価・発表に関するテーマを月ごとに構成。教員実践事例セミナーと、同社代表の田中悠樹氏による特集セミナーを2部制で実施する。参加費は無料で、事前申し込みが必要。
7月の総合テーマは、「2学期から逆算する“探究の年間設計”と夏の仕込み」。教員実践事例セミナーでは、2学期からの探究学習の設計について取り上げ、夏休みにおける生徒支援のヒントを紹介する。第2部の特集セミナーでは、総合型選抜で問われる「探究力」の本質を田中氏が解説する予定だ。
8月には「テーマ設定と生成AI活用」、9月は「協働によるグループ探究」、10月は「資料作成と論理のつなぎ方」、11月は「教科横断型探究」、12月は「評価とルーブリック」、翌年1月は「成果の記録と引き継ぎ」、2月には「探究発表会の企画と運営」、3月は「新入生への導入プログラム」と続く。
セミナーでは、探究学習プラットフォーム「TimeTact」導入校の成功事例なども紹介。全国400校以上の支援実績をもとに、教員の課題感に寄り添った内容で探究学習の知見を共有する予定だ。専用フォームでは、7月17日(木)の16時30分から開催するセミナーの申し込みが可能となっている。申込期限は、7月16日(木)の23時59分まで。
■各月のテーマとセミナー概要
開催月 | 総合テーマ | 教員実践事例セミナー | 特集セミナー |
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7月 | 2学期から逆算する“探究の年間設計”と夏の仕込み | 探究の「年間計画」、どう立てる? | 入試改革×探究! 高校が今知っておきたい最新動向 |
8月 | 探究の“入口”を磨く夏に:テーマ設定とAI活用 | 生徒が動き出す! 探究テーマ設定のコツ | 生成AIと教育の交差点~現場での実践と可能性~ |
9月 | 2学期を動かす! グループ探究と協働のデザイン | グループ探究が動き出す! 協働の仕掛け | 企業とつくる“本物の学び”とは? |
10月 | 探究が“カタチ”になるとき:資料作成と論理のつなぎ方 | 発表が変わる! ポスター作成指導の実践例 | 進路が変わる探究力とは? 入試・ポートフォリオの実例から学ぶ |
11月 | 全教員で取り組む“横断型探究”の実践と仕掛け | 探究は“教科横断”で深まる! 全員でつくる学校探究文化 | 地域と探究が出会うとき~生徒を変えるリアルな学び~ |
12月 | 探究の“見取り”と“評価”を磨く年末セミナー | 探究評価どうしてる? ルーブリックとAIの実践 | 2026年度の探究トレンド、先読み解説! |
1月 | 探究の“成果”を次年度につなぐ! 記録と引き継ぎ | 探究ポートフォリオで“成長”を見える化! | キャリアにつながる探究とは? 企業と社会が求める力 |
2月 | 探究発表会を成功させる! 企画・運営・外部連携 | 探究発表会を成功に導く運営術とは? | 探究に“予算”をつけるために |
3月 | 新入生から始まる探究の土台づくり | 新1年生を迎える探究導入プログラムとは? | 探究3.0時代の学びをデザインする |