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伝説の家政婦、タサン志麻さん監修の給食が山口県長門市の学校に登場!

山口県長門市内の全小中学校で「志麻さんフレンチ給食」を提供

2024年11月19日、山口県長門市内の全小中学校で「志麻さんフレンチ給食」が提供された。この給食は、同市出身で「予約が取れない伝説の家政婦」として知られるタサン志麻氏が監修した特別メニューだ。

今回の献立には、鶏もも肉のマスタード焼き、農家の野菜スープ、フレンチサラダ、アップルパン、牛乳の計5品が並び、そのうち3品はタサン志麻氏のレシピを学校給食センターがアレンジ。給食は、市内11校の小学校1,139名、中学校657名の児童生徒に提供され、同時に志麻氏からのビデオメッセージが届けられた。

給食センターで栄養士らと一緒に試作
火の加減や味をチェック

志麻氏は、「フランス料理は塩だけで味付けをし、野菜の甘みなどを引き出します。今日はこれがフランス料理なんだと感じながら食べてください」とコメント。タサン志麻氏の母校である、向陽小学校の児童からは「日本料理とは異なる味付けでおいしい」「野菜の甘みやマスタードの風味が特別だった」といった感想が聞かれた。

志麻さんフレンチ給食
給食を楽しむ児童たち

この取り組みは、同市が2024年度から進める「学校給食食育充実事業」の一環として実施したもの。同市では、地元食材を活用した給食を月に一度提供する「ながと食の日」を設け、児童に地元の食文化を体験させる機会を増やしている。

志麻氏は、2022年11月に「ながとフードアンバサダー」に就任。ふるさと納税の返礼品監修や同市の魅力発信などを通じて地域振興に貢献している。今回のフレンチ給食は、志麻氏の活動の一環として、子供たちに特別な食体験を提供する機会となった。

長門市の食材を使ったオリジナル料理づくり
長門市立向陽小学校での講演の様子
児童と料理をする志麻氏
児童と一緒にいただきます!