ニュース

ヒアリングから制作・発表まで、不登校の小中高生がデザインの仕事を体験

GMO TECHホールディングス CDO 伊藤弘希氏が参加するプロジェクト型学習を実施(出典:SOZOW株式会社、以下同じく)

 SOZOW株式会社は、オンラインフリースクール「SOZOWスクール小中等部」と通信制高校サポート校「SOZOWスクール高等部」に所属する子供たち向けに、実践的なデザイン業務を体験するプロジェクト型学習(プロ活)を2026年4月から6月にかけて実施した。講師はGMO TECHホールディングス株式会社のCDOの伊藤弘希氏が担当している。

 同プロジェクトでは、「挑め!リデザイン🔥 〜SOZOWデザイン会社、設立!〜」をテーマに、子供たちが新米デザイナーとなって、身近な人の課題をデザインの力で解決する体験を提供した。

 ツールの使いこなしだけではなく、クライアントの要望を引き出すヒアリングから、課題発見、コンセプト設計、デザイン制作、納品までの一連のプロセスをすべてオンラインで体験。プロジェクトを通じて実社会で役立つ学びの機会を子供たちに提供した。

 具体的な活動は、4月中旬に行われた第一線で活躍する人をゲストに迎えて仕事観や人生観を学ぶ「生き方ライプ」にGMO TECHホールディングスの伊藤氏が登壇、35名が参加した。

SOZOWの「生き方ライプ」にGMO TECHホールディングスの伊藤氏が登壇

 その後、17名のスクール生がプロジェクトに参加することを決め、その後約1カ月間に渡ってデザインの4原則(近接・整列・反復・コントラスト)やAIの活用方法、相手の要望を引き出す「オープンクエスチョン」などのスキルを学習した。

デザインの4つの原則を学ぶ
AIの活用方法を学ぶ

 参加した小中高生は4つのチームに分かれ、それぞれ担当や役割分担を決めて、SOZOWスタッフをクライアントに見立ててWebサイトやバッジなどのリデザインに取り組んでいる。

本番ミッションとチーム決め
担当と役割分担を決める

 最終発表会は6月17日に開催、子供たちが「自分が作りたいものを作る」のではなく、「クライアントの課題を解決し、お客様に喜んでもらう」という実際のデザイン業務に近い視点を意識して取り組み、伊藤氏とクライアントの前で課題解決に関するプレゼンテーションを実施した。

デザイン発表

 参加した子供たちからは、「楽しかった」や「勉強になった」だけでなく、将来の目標について考える前向きな声も聞かれた。

 なお、今回の両社の取り組みは、GMO TECHホールディングスが「AIとSaaSで、企業の成長を持続可能にする」をビジョンに掲げ、売り上げを“仕組みでつくる”プロダクトを提供していることから、SOZOWスクールが掲げる「実社会で活きる学び」に共感、子供たちが実際のデザイン業務に近いプロセスを体験する企画が実現したという。