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電子黒板で子供たちの「面白い」を引き出す、鹿児島市のMIRAI TOUCH活用事例
2026年8月5日 08:00
さつき株式会社は、鹿児島市教育委員会が市内の全公立小中学校に導入した同社の電子黒板「MIRAI TOUCH(ミライタッチ)」に関する導入事例を公開した。これまで設置していた大型モニターに比べてタッチ操作ができるなど、黒板感覚で利用できるという。
MIRAI TOUCHは、画面の大きさや実物投影機の有無など、用途に応じたさまざまな製品をラインアップしている。鹿児島市内でも先進的な活用で注目を集める鹿児島市立田上小学校では、理科室などの特別教室に75型の「M75CE3X」、普通教室には「M65PETS」を導入した。
M75CE3Xには、AIを搭載したタッチパネルのほか、光学3倍ズームレンズを内蔵した実物投影機が搭載されている。
MIRAI TOUCHの導入前は、デジタルテレビを利用していたため、画面を直接操作できず、教員の視線は手元の端末、児童生徒の視線がデジタルテレビに向かうことで、視線のズレが発生。双方向のコミュニケーションが生まれにくかったという課題があった。
MIRAI TOUCHの導入後は黒板感覚で直感的な操作が可能になり、同じ画面を見ながら授業が進められるようになり、視線のズレがなく、コミュニケーションが活発化した。
これまで教科書の内容を提示するときは、児童に見せたい箇所を撮影して授業支援アプリに取り込み、教員用のタブレット上で書き込みを行い、その様子を大型モニターに投影するという手順を踏んでいた。現在では、MIRAI TOUCHでデジタル教科書をそのまま映し出し、画面に直接書き込むということが可能になった。これによって、教材準備の時間を大幅にカットできるようになったという。
鹿児島市教育委員会 学校ICT推進センター DX担当部長の木田 博氏は、生成AIの活用を促進しているが、生成AIから返ってくるのは「平均的で無難な答え」になりがちと指摘。一方、リアルな友達や教員に問いかければ、ユニークな視点や感情のこもった意見が飛び出す。こうした多様な意見を知った上で最善の判断をすることこそが、「大切な学校に集まって学ぶ意義」とコメントした。
そのうえで、「学びは“面白い”という感情がなければ身に付かない」とし、「直感的に操作できるMIRAI TOUCHが子供たちの『これ面白い!』『やってみたい!』を引き出し、主体的で深い学びを支える最高のパートナーになり得ると確信している」と話している。
鹿児島市立田上小学校 校長の佐土原 隆氏は、「MIRAI TOUCHが教室の中心にある今では、お互いの考えを見比べたり、教室全体で意見交換したりするなど、より幅広く活発なコミュニケーションが生まれているように感じる」と評価。子供たちが能動的に授業に参加する、「アクティブラーニング」の活性化に一役買っているとコメントを寄せた。
鹿児島市立田上小学校 理科教員の増田 覚氏は「振り子の実験では、各班のデータや平均グラフをMIRAI TOUCHに投影、ほかの班とデータを見比べることで数値のズレに気づき、すぐに再実験などの考察に向き合える。ヘチマの観察でも、児童がタブレットで撮影した写真を大画面で共有し、観測結果を友達と見比べることで深い学びにつながっている」と具体的な導入効果を挙げている。
鹿児島市教育委員会では、今後もMIRAI TOUCHを生かしたベストな教育方法を模索し、子供たち一人ひとりが主体的に楽しく学べる環境を作る考えだ。
























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