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日本一を目指す足立区の給食、ミールキット&レシピ本で魅力を発信
2024年12月11日 08:30
楽彩株式会社は、東京都足立区と連携し「足立区のおいしい給食」をテーマにしたミールキットとレシピ本の販売イベントを2024年12月14日(土)と15日(日)にアリオ西新井で開催することを発表した。同イベントでは、給食の魅力を伝えるパネル展示も行われ、地域の食文化への理解を深める機会を提供する。
ミールキットは、足立区の区立小学校で提供されている給食を基に開発された。必要な食材とレシピがセットとなっており、買い物の手間なく足立区の給食を家庭で楽しめる。
ミールキットのメニューは、「ねぎ塩豚丼&小松菜とわかめの和え物」と「チキンチキンごぼう&小松菜のごはんとサラダ」の2種類で、管理栄養士が監修。それぞれ2人前で、調理時間は約15分。6種類の野菜が献立に含まれている。
足立区は、2013年から区民の糖尿病対策として「あだちベジタベライフ」の健康事業に取り組んでおり、野菜を食べやすい環境作りを推進している。足立区に本社を構える楽彩は、同事業に賛同してミールキットの開発を決定。実際に足立区の小学校で給食を食べておいしさとこだわりに感動し、味や食感を再現するために試行錯誤を重ねたという。
また、足立区教育委員会が監修したレシピ本『東京・足立区のおいしい給食レシピ』が2024年12月13日(金)に販売される。このレシピ本は、2011年に発売された第1弾が約7万部を売り上げるヒットを記録し、保護者からの強い要望を受けて制作したもの。同書では、新たに追加されたメニューも含め、全96ページのオールカラーで荒川区の給食レシピを掲載した。
足立区は、2008年度に給食の残菜量削減を目的として「おいしい給食事業」を開始。開始当初、区立小中学校の給食総残菜量は年間381トンだったが、2022年度には115トンまで削減された。同事業は「おいしさ」を追求するだけでなく、給食を「生きた教材」として、食材の生産者や調理に関わる人々への感謝の気持ちを育み、子供たちの体も心も豊かにすることを目指している。
販売会の詳細は、以下の通り。
開催日:12月14日(土)10時~18時
12月15日(日)10時~17時
※商品完売次第終了
会場:アリオ西新井
〒123-0843 東京都足立区西新井栄町1丁目20番1号