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保護者連絡サービス「tetoru」、教材費や給食費など集金機能を2024年度から提供

 Classi株式会社は小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」において「tetoru集金機能」を2024年度から提供すると発表した。振替口座登録機能をはじめ、集金前の通知機能や未納時の連絡をサポートする機能を備える予定で、お金のやりとりを大幅に効率化するという。

 現在、学校では給食費等の徴収で口座振替の普及が進んでいるが、利用可能な金融機関が限られる場合があり、保護者には新たな口座開設や管理が発生し、結果的に未納の原因にもなっている。また、入学時の口座振替登録はペーパーのやり取りになり、不備があれば確認作業が増えるなどの課題があるという。

 また、給食費以外では現金持参のケースも多く、先生が現金管理や集計、金融機関への持参までするという手間とリスクのある作業があり、未納時の連絡もあって、先生や保護者にとって負担が大きい状況が続いているという。

 そこで「tetoru集金機能」で提供する予定の機能では、さまざまな金融機関から保護者が振替口座を選択可能にした上でWebで口座を登録するペーパーレスとする。tetoruはもともと連絡機能があるため、集金前の通知機能で入金忘れを防ぎ、未納時の連絡もサポートする。さらに、金融機関と連携し結果消し込みの自動化を行うなどがある。これらを2024年度から順次提供していくとしている。

 なお、現在、tetoruによる学校からの連絡や保護者からの欠席連絡といった保護者連絡サービスは無料で利用できるが、tetoru集金機能については有料で提供する予定。