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Classi、英語教育のコンテンツ開発で生成AI活用開始

Classi株式会社は、教育プラットフォーム「Classi」の学習トレーニング機能において、英語学習領域の開発プロセスで生成AI活用を開始したと発表した。

Classiは、コミュニケーション、探究学習、学習動画、日々の学習記録など、学校生活のさまざまなシーンで活用できるオールインワンのプラットフォーム。新しいコンテンツ開発プロセスによって、学習課題をより短時間で作成できるようになり、問題数を増やすなどプロダクトの品質向上に寄与できる。

AIの活用は次の2分野。

  1. 大規模生成AIを英文及び解説文作成に活用
  2. 識別系AIの言語モデルを選択肢の作成に活用

これまでClassiは、プロダクト内で提供する学習課題の作成において、生成AIを活用したコンテンツの開発プロセスの実現を進めてきた。これには、電気通信大学の高木正則准教授と岩手県立大学の田村篤史准教授からのアドバイスを受けている。

新しい学習課題作成プロセスにより、これまで多くの時間を割いていた問題作成の初歩段階に生成AIを活用することで業務工数を削減できる。加えて、コンテンツ開発メンバーは、確認・修正・判断作業等、新たな価値の創出に集中できるようになる。

なお、将来的には、先生や生徒が自分で問題を作成できるようにすることも見据えて、自然言語を用いたAIを活用するという。