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Classi、中高一貫校向け学び支援機能「学習トレーニング」に中学校範囲の教材を追加

Classi、中高一貫校向け学び支援機能「学習トレーニング」に中学校範囲の教材を追加

 Classi株式会社は、同社が提供する高校や中高一貫向けの教育ICTサービス「Classi」の学び支援機能「学習トレーニング」に、中学校範囲の教材を6月26日に追加してリリースしたと発表した。中高一貫校でAIによる個別最適な学習を実現するという。

 Classiによれば、中高一貫校では一般的に学習進度が速く、授業についていけない生徒は理解が追いつかずに学習内容が積み上がりにくい傾向があり、さらに、高校受験がないことによる中だるみも発生しやすい課題もあるとしている。

 そこで、学び支援機能として「学習トレーニング」を用意、さらに中学校範囲の問題を追加することで中高一貫校における個別最適な学びを実現し、生徒の自律的な学習をサポートするとしている。

生徒の自主学習機能の活用例

 Classiでは自律的な学習サポートはベネッセが行う学力推移調査を受けることで弱点単元を明確化、生徒は得意と不得意を理解し強化したい単元を選択しながら学習を進めることが可能になる。生徒の「何から学習したらよいかわからない」という悩みに寄り添い、苦手分野の学習を後押しするという。同時に学習状況は先生にも共有、先生からの応援やサポートを受けながら学習における成功体験を獲得していく。

 また、先生側には生徒の習熟度に応じた授業内容の復習ができる「先生課題配信機能」があり、先生が配信したテストの解答状況をもとに一人ひとりにおすすめ問題を提示する機能もあるという。