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高校生が夏休みに無料参加できる、探究ワークショップを7月28日から8日間開催

「地方創生×SDGs」の旅企画やメタバース体験も

参加実践型ワークショップ「高校生ミライ探究部」を初開催

中高向けの探究教材や「自由すぎる研究EXPO」など探究イベントを手がける株式会社トモノカイは、探究学習に取り組む全国の高校生を対象にしたワークショップ「高校生ミライ探究部 2023 summer」を、7月28日(金)から8月18日までの全8日間開催する。参加費は無料で、事前の申し込みが必要。生徒個人での申し込みも受け付けている。

高校生ミライ探究部は、高校生向けに開催する探究学習のワークショップ。複数のプログラムから興味のあるものを選択、社会人の専門領域の知見で探究を深め、実践を通して学びを深めることができる。

同ワークショップでは、総合的な探究の時間で必要とされている、「探究力を高める」、「社会とつながってみる」、「探究を進路につなげる」という3つの目的に応じた、7つのプログラムを用意。地域探究や社会課題を主なテーマに、専門領域をもった社会人や地域で活躍する講師が登壇、受講者には後日、講師のコメントが入った「修了証」が授与される。

「高校生ミライ探究部」のイメージ

プログラムの内容は、以下の通り。


    【探究力を高める】
    ・「フレームワークで探究スキルを磨き上げよう」
    8月7日(月)、8月17日(木)10:00〜13:00
    講師:木村諭史氏(領域横断型探究学習コーディネーター)
    情報整理など場面にあったフレームワークの具体例の紹介を通して使い方を学び、自分に合った思考のスタイルを得る

    【社会とつながってみる】
    ・「地方創生×観光×SDGs -むすんで、つないで、そのさきに」
    7月28日(金)13:00〜16:30
    講師:辻修次氏(一般社団法人 美しい伊豆創造センター)
    伊豆半島ユネスコ世界ジオパークの事例を参考に地方創生×SDGsの旅を企画し、自分の住む地域の魅力や課題に対して自分なりの考えが持てることを目指す

    ・「地球にアイデアを授けよう」
    7月31日(月)13:00〜16:00
    講師:磯木淳寛氏(一般社団法人 picobirds)
    実際の地域課題の事例を題材にして、人の行動を変えるためのアイデアを自分なりに考えてみる実践的なワークを行う

    ・「海の仕事を考えよう」
    8月2日(水)10:00〜13:00
    講師:松本裕也氏(一般社団法人フィッシャーマン・ジャパン)
    魚を獲るだけではなく、さまざまな事業が生まれている海にまつわる活動を学び、ひとつのテーマを多面点な切り口で見つめられる視点を養う

    ・「未来のビジネス・社会を変えるメタバース」
    8月11日(金・祝)10:00〜13:00
    講師:川九健一郎氏(株式会社ビジネス・サクセスストーリー)、川戸和臣氏(SOLIZE株式会社)
    メタバースの体験を通して、デジタル技術を使った物理シミュレーションとその社会課題に対する活用を考える

    ・「あなたの探究スタイルを地域活動につなげよう」
    8月18日(金)10:00〜13:00
    講師:木村諭史氏(領域横断型探究学習コーディネーター)
    生徒の性格に合ったフレームワークで、地域活動における協働シーンやワークショップを題材に探究スタイルや役割ごとのケーススタディを行う

    【探究を進路につなげる】
    ・「探究から始まる学校推薦・総合型選抜対策」
    8月10日(木)10:00〜17:00
    講師:藤岡慎二氏(株式会社プリマペンギーノ)
    探究を活用した学校推薦・総合型選抜での大学進学を目指し、自分の考えや志望動機を言語化するだけでなく、生涯を通して必須となる考え方を身につける

    【概要】
  • 日程:7月28日(金)~8月18日(金)※計7プログラム、8日程
  • 参加費:無料
  • 開催方法:会場かオンライン ※各セッション1日で完結(一部除く)。オンラインはZoomなど会議ツールを使用
  • 定員:会場は50名
  • 会場:朝日新聞社読者ホール(8月10日、11日開催)、関西大学 東京センター(7月28日開催)
  • 詳細・申し込み:イベントページより