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Classi、保護者向け連絡サービス「tetoru」に、校務支援システムEDUCOMマネージャーC4thとの連携機能

Classi株式会社は、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」において、株式会社EDUCOMの統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」とのデータ連携機能を2022年8月にリリースすると発表した。

連携機能によって、これまで先生がtetoruの画面上で確認して自分でEDUCOMマネージャー C4thに入力していた欠席情報を、より効率的に管理できるようになる。

tetoru単体は無料で導入し利用できるが、EDUCOMマネージャーC4thとのデータ連携を利用するには別途EDUCOM製品のオプション契約が必要。また、EDUCOMマネージャーC4thとのデータ連携には自治体単位での申込みが必要。

児童生徒の成績や健康状況などの機密情報が含まれる校務支援システムは、学校の内部ネットワークの中に閉じられた状態で運用されており、安全管理の観点からインターネット接続が必要なWebサービスとは切り離されている場合がほとんどだ。

それに対して今回の連携機能では、二社の知見を活かし、自治体ごとに専用の中間サーバーを構築することにより、内部ネットワークとインターネットを安全に接続する。

tetoruでは今後、EDUCOMの校務支援システム内名簿などとのデータ連携も進めていくという。子どもの状況を可視化することで、先生と保護者が共に子どもたちの成長を見守る機会を増やし、子どもたちの健全な育成環境づくりを支援する。