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EDUCOM、学校向けWebページ作成支援システムを大幅リニューアル

全国約100自治体・3,500校導入の「スクールWebアシスト」を改修

ホームページ作成支援システム「スクールWebアシスト」を大幅にリニューアル

株式会社EDUCOMは、学校向けホームページ作成支援システム「スクールWebアシスト」を大幅にリニューアルしたことを2024年6月27日に発表した。リニューアルによってより見やすく、教員が更新しやすいシステムへと進化したという。

同社は、スクールWebアシストを2005年から提供しているが、今回のリニューアルでレスポンシブデザインへの対応を行った。スマートフォンから学校のホームページを閲覧する際、保護者が利用する端末の画面サイズに応じて自動で見やすい画面に調整される。

レスポンシブデザインに対応

さらに、記事編集画面で画像を編集する機能を実装し、児童生徒の氏名や顔へのぼかし加工のほか、簡単な文字入力が可能になった。別のアプリケーションソフトで画像を編集する手間が省けるため、学校行事や授業の様子をより手軽にホームページにアップできるようになる。

記事の編集画面で画像編集が可能に

同システムは、2024年5月時点で全国約100自治体・3,500校に導入されているという。これまでの導入実績をもとに学校や教員の意見をフィードバックし、編集画面や権限設定についても改修を実施。テンプレートを大幅リニューアルして、ヘッダーやハンバーガーメニューが表示されるように変更した。

今後はマイクロソフトのEntra ID(旧称 Azure Active Directory:Azure AD)とのシングルサインオン(SSO)のほか、統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」とのAPI連携、アンケート機能などの実装を計画している。同社は、日々の情報発信による開かれた学校の実現をサポートし、安心してシステムを利用できるよう、さらなるサービスの向上に努めていくとしている。

なお、すでに「スクールWebアシスト」を利用しているユーザーは、リニューアルに関して同社の問い合わせフォームか同社担当者に詳細を相談されたい。