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校務支援システム「C4th」と連絡システム「すぐーる」が8月から連携、教職員の校務負担を軽減

株式会社EDUCOMの校務支援システム「C4th」が、バイザー株式会社の教育現場向け連絡システム「すぐーる」との欠席連絡連携・アカウント情報連携を2025年8月から開始

株式会社EDUCOMは、統合型校務支援システム「C4th」と、バイザー株式会社が提供する教育現場向け連絡システム「すぐーる」との間で、欠席連絡およびアカウント情報の連携を2025年8月より開始すると発表した。

今回の連携により、保護者から「すぐーる」に送信された欠席連絡情報がC4thに自動で反映されるようになり、教職員が手動で情報を転記する作業が不要になる。また、C4thに登録された児童生徒や教職員のアカウント情報が「すぐーる」に連携され、二重登録の手間も省かれる。

この取り組みは、文部科学省が推進する「GIGAスクール構想の下での校務DXチェックリスト」に沿ったもので、デジタル化による業務効率の向上と保護者とのコミュニケーションの円滑化を目指している。

C4thは、全国約500自治体・約10,000の小中学校で導入されており、成績管理や出欠確認、保健管理などの機能を利用可能。児童生徒ボードや学校・学年ボードといったダッシュボードに情報が集約されるのが特徴だ。「すぐーる」は、保護者・教職員・地域をつなぐ連絡プラットフォームとして、保護者の利便性向上と教職員の働き方改革、地域協力者との協業体制の構築に寄与してきた。

なお、C4thと「すぐーる」を導入済みで連携を希望するユーザーは、EDUCOMの担当者に問い合わせるか、問い合わせフォームからの連絡が必要となっている。