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EDUCOMマネージャーC4th、秋田県内小中学校に導入

場所を問わずに校務できることを期待

 株式会社EDUCOMは、統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」が秋田県の小中学校等に順次導入すると発表した。校務DXを推進し、業務のロケーションフリーや、県内共通システムとすることで人事異動時の負担感の解消などの効果が期待されるという。

 秋田県への導入は、文部科学省の「次世代の校務デジタル化推進実証事業」に秋田県が採択されたことによるもの。県内で校務支援システムの仕様共通化、クラウドサーバ環境の構築、統合認証基盤の構築等のセキュリティ対策を実施して、校務DXを推進する。

 EDUCOMによれば、クラウド型の校務支援システムの導入は、文部科学省が推進する次世代の校務支援システムの導入を具体化するもので、システムのロケーションフリーな活用を可能とすることが期待できるとしている。

 その結果、将来的に場所を問わずに業務が可能になることで、「時間外在校時間の削減」「働き方の柔軟化」にも繋がるとしている。また、県内共通の校務支援システムの導入は、教職員の人事異動時の負担感の解消も見込めるという。

 EDUCOMでは、校務支援システム導入だけでなく運用の定着や活用促進までサポートし、校務DX実現により、先生の働き方改革や教育の高度化に貢献し、子供の未来につなげていくとしている。