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EDUCOM、学校支援システム導入校数が12,000校を突破
2025年10月23日 07:00
株式会社EDUCOMは、同社が提供する学校支援システムの導入校数が全国で12,000校を超えたことを2025年10月22日に明らかにした。対象は全国の小学校、中学校、高等学校で、教職員や約400万人の児童生徒の学びを支える。
EDUCOMは1989年の創業以来、学校支援システムの導入・運用・活用促進まで一貫した支援を行っている。今回、導入校数が12,000校を超えたことにより、全国の小中学校の約40%にあたる規模で活用されていることになる。
中でも、統合型校務支援システム「C4th」は、教職員の業務負担を軽減することを目的として教務系(成績処理、出欠確認、時数など)・保健系(健康診断票、保健室管理など)、指導要録などの学籍関係、学校事務系などの機能を統合。全国約650自治体、約11,000校の小中学校で利用されている。
文部科学省が推進する「次世代の校務デジタル化推進実証事業(令和5年度)」においては、C4thにダッシュボード機能や汎用クラウドツールとの連携機能、データベースの暗号化などを実装し、校務DXに向けた強化を図った。
EDUCOMは、児童生徒が学校生活を記録し、自身の気付きを可視化する「スクールライフノート」や、教員と保護者をつなぐアプリ「C4th Home & School」など、学校生活全体を支援するシステムも展開している。
今後は、2026年度に新たな次世代学校支援システム「C4th US」の提供を予定。同システムは、これまで蓄積してきたノウハウと教育現場の要望を反映し、株式会社ベネッセコーポレーションとの共同開発で設計を進めている。