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統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」が、AI型教材「Qubena」と連携

株式会社EDUCOMの統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」が、株式会社COMPASSのAI型教材「Qubena(キュビナ)」との連携を順次行なっていくと発表した。

EDUCOMでは背景として、学習系システムのアカウント管理や年度更新をいかに円滑に行なっていくか、また校務系システムのデータと他のシステムのデータを連携させて蓄積された教育データをいかに有効に活用していくかが、これからの大きなテーマになっていると説明している。

今回の連携も、2社の製品の利用者からの要望によって生まれたもので、次のようなことが実現できると考えているという。

  • 転学や年度更新時に発生する児童生徒のアカウント管理の負担軽減/低コスト化
  • 校務系システムのデータ(出欠、保健室利用、心の天気、いいとこみつけなど)と学習系システムのデータ(課題への取り組み状況など)をダッシュボードなどで表示することによる児童生徒の見取りの高度化

EDUCOMマネージャーC4thは、全国の小中学校に向けて先生の校務の効率化を支援する統合型校務支援システムで、クラウドおよびオンプレミスで提供されている。

Qubenaは、AIが子どもたち一人ひとりの習熟度・定着度に合わせて最適な問題を出題するアダプティブラーニング(個別最適化)で、どこでも学習ができるWebアプリケーションとして提供されている。

なおEDUCOMでは同様の連携を、株式会社ベネッセコーポレーションのミライシードや、凸版印刷株式会社のnavimaとも実現している。