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Qubena、国際技術標準「OneRoster」による校務支援システムとの名簿連携を年度内に対応

〜学校現場での年度更新作業等の負担軽減へ〜

株式会社COMPASSは、開発・提供する学習eポータル+AI型教材「Qubena(キュビナ)」について、学校現場での年度更新作業等の負担軽減を図ることを目的に、校務支援システムとの名簿連携を強化し、今年度内に国際技術標準「OneRoster」に対応することを発表した。

GIGAスクール構想によって児童生徒1人1台端末環境が整備され、端末を使ったソフトウエアの活用や教育データの利活用が進んでいる。一方で、新たな課題となっているのは、それぞれのサービスが保有するデータのサービスの垣根を越えた連携である。

現状、校務支援システムと学習支援システムは多くの自治体でネットワークが分離されているケースが多く連携ができない。そのため、年度切り替え時の児童生徒の進級や進学に伴い発生する年度更新作業は、各サービスごとに発生する作業の煩雑さが自治体・学校関係者の大きな負担となっていた。

Qubenaはそうした現場における課題を受け、既に業界トップシェアの校務支援システムである株式会社EDUCOMが提供する「C4th(シーフォース)」との連携を進めているが、一般社団法人日本IMS協会において技術標準規格として現在検討されている「OneRoster CSV / Japan Profile」に対応することで、他の校務支援システムとのスムーズな名簿連携を実現していく。

今回の対応では「OneRoster CSV / Japan Profile」に対応している校務支援システムからダウンロードした名簿ファイルをQubenaにアップロードすることで、校務支援システム側で反映した年度更新の情報がQubenaに自動反映され、Qubena上での年度更新作業が不要になるなど、年度更新作業に関わる自治体・学校関係者の業務負荷の軽減を図る。