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早稲田大学が電子サインサービスAdobe Acrobat Signを導入

学校法人早稲田大学がAdobeの電子サインサービス「Adobe Acrobat Sign」を導入したと、アドビ株式会社が9月23日に発表した。

早稲田大学では、創立150周年を迎える2032年に向けた中長期計画“Waseda Vision 150”を実現するうえで、3か年ごとの計画として情報化重点施策を策定・実行。ICTの活用による教育研究および大学運営のデジタルトランスフォーメーションを推進している。

また、2022年4月からは、“Waseda Vision 150”のプロジェクトの一つとして、「職員業務トランスフォーメーション推進プロジェクト」がスタートした。学生・保護者・校友・教職員が、いつでもどこでも、よりはやく、より簡単に、やりたいことを実現できるスマートなサービスの提供と、それを支える柔軟な運営体制の構築を推進している。

こうした背景のもと、学内手続きの押印廃止と学内外における承認プロセスの見直しを図るため、Adobe Acrobat Signを採用した。

採用にあたっては、職員自身がMicrosoft Power Platformのフローに組み込むことで、学内外との承認プロセスを迅速に行うようにした。その結果、教員・学生・校友等のステークホルダーに対するサービスの向上や、業務の効率化が実現できることが評価された。

早稲田大学では今後、Adobe Acrobat Signをはじめとした各種ツールを活用し、バーチャル相談窓口やオンライン手続きによる時間・空間を問わないサービスなど、Smart Universityの実現に向けた取り組みを展開することを予定している。