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「Qubena」の英語スピーキング問題に「ELSA Speak」のAI音声認識技術APIを採用

Qubenaの英語スピーキング問題に、ELSA SpeakのAI音声認識技術APIを採用

 株式会社COMPASSは、同社の学習eポータル+AI型教材「Qubena」の英語スピーキング問題に、AI発音コーチアプリ「ELSA Speak」のAI音声認識技術APIを採用すると発表した。採用時期は来年度中で、搭載問題のアップデートや問題追加を行う。

 ELSA Speakの採用は、アメリカのELSA Corp.と公教育における日本独占パートナー契約を締結したことによるもの。「ELSA Speak」はAI発音コーチアプリで、世界で7000万人が利用しているという。

「ELSA Speak」アプリのスピーキングフィードバック画面

 今回、Qubenaの英語スピーキング問題の正誤判定に「ELSA Speak」のAI音声認識技術APIを採用することで約95%の高精度で非ネイティブの発音を認識、AIが学習者のスピーキングの弱みを特定してよりネイティブに近い発音ができるようフィードバックする。判定内容は発音、アクセント、イントネーション、流暢さ、語彙力、文法となる。

 COMPASSでは、今回のELSA SpeakのAPIの採用について、小学校で英語の授業が開始され、中学校では聞くことや話すことに重点が置かれるように変化しているなかで、児童や生徒一人ひとりに高度できめ細かい「個別最適な学び」提供することが可能になるとしている。