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保護者の登録負担がかからない連絡網サービス「マチコミ」

無料プランでも「お休み連絡」や「体調管理機能」の利用が可能

アプリの画面

 出欠連絡や検温カードなど、学校と保護者の連絡をデジタル化する動きが広がっている。そんな中、ドリームエリア株式会社は、学校と保護者間の連絡をデジタル化する連絡網サービス「マチコミ」を運営中。無料プランと有料プランを用意し、無料プランでも「お休み連絡」や「体調管理機能」などが利用できる。

 マチコミは連絡網サービスとして2005年4月にリリース。2023年2月時点で1万4109施設で利用、登録者数は262万人になるという。提供する主な機能は「名簿管理」「お休み連絡」「体調・連絡ノート」。

 名簿は学校側で登録する方式となり、保護者側に登録を委ねる方式と違い、登録忘れや登録管理の手間が省け入学後にすぐに利用ができる。お休み連絡はアプリから連絡ができ、体調と体温もアプリから入力するため、検温カードのやりとりや、学校での検温も必要なくなる。さらに、可視化することで異常を迅速に把握でき、臨時休校時でも健康状態の把握が可能になる。

体調管理の画面イメージ

 また、書類などの提出物については定期的な通知を行うことで回収率のアップや、アプリに「やることリスト」が表示され、システムの指示に従うとやることの漏れがないという。

 これらのマチコミの機能は無料プランでも基本的な機能は利用できるが、有料プランへアップグレードすることで、広告表示なし、機能制限の解除、大容量ファイルの共有、連絡への返信機能などといった機能アップなども行われる。有料プランの料金は登録数50人以下の場合で月額3300円からとなる。