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墨田区、「学校連絡・情報共有サービス COCOO(コクー)」を導入し、教職員の勤務時間を約7,516時間縮減

教育委員会と区内の全小中学校35校に導入

「学校連絡・情報共有サービス COCOO(コクー)」を展開する株式会社137は、墨田区教育委員会と区内の全小中学校35校がCOCOOを導入し、全校の欠席状況データの自動連携・可視化を実現して、教職員の勤務時間を約7,516時間縮減したと成果を発表した。

COCOOによって朝の出欠連絡を自動化して墨田区全校の欠席状況を自動集計から可視化した「自治体COCOO」が、学校と教育委員会とのデータ連携・情報共有に活用された。多言語自動応答・欠席連絡システムの導入により、保護者からの欠席連絡を24時間、電話とWebのシステムで受け付け可能となり、朝の電話対応の劇的な減少につながった。

この成果は、墨田区議会・子ども文教委員会の働き方改革プランの一環として、2023年9月20日に議会報告された。令和4年度において、全体で7,516時間の勤務時間が縮減され、1校当たり約215時間の効率向上が実感されたと報告された(1件あたり3分と仮定した場合の試算)。また、欠席連絡が不十分な家庭への電話代は年間200万円程度削減と報告された。