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カモマン、教師不足と労働環境の改善を目指す「教師エンゲージメントサーベイ」の提供開始

株式会社カモマンは教師不足の解消と働き方改革の推進を目指し、学校及び教育委員会向けに「教師エンゲージメントサーベイ」の提供を開始した。

このサーベイは、人的資本経営の流れを受けて多くの企業が採用しているエンゲージメントサーベイを学校向けにリデザインしたものである。教師の人材不足、過酷な労働環境、病気休職者の増加といった深刻な課題解決のために開発された。

監修は、慶應義塾大学総合政策学部特任助教の宮中大介氏が務める。学術的根拠に基づく客観的かつ定量的なデータを活用し、より良い学校づくりを支援していく。

サーベイは4ステップで構成されており、5分程度の匿名アンケートに答えるだけ。申し込みから全てオンラインで完結し、カモマンがサーベイの配信・回収・分析を担当する。

サーベイの特徴のひとつとして、教職員にインタビューを実施し、教育効果や人材定着と相関することが想定される教師エンゲージメントと、その向上に関わる16指標を開発したことが挙げられる。また、サーベイの結果を踏まえ、改善アクションの助言や提言を行うとともに、教育環境の持続的な質向上を推進している学校には認定マークを付与するという。2024年3月末までの申し込みで初回トライアルを無料で利用できる。