ニュース

東京都町田市、教員不足解消に向け「ペーパーティーチャー研修」を開催

教員免許保有ながら教員経験のない人などを掘り起こし

 東京都町田市は独立行政法人教職員支援機構玉川大学センターと共催で「ペーパーティーチャー研修」を開催する。教員免許を保有しながら現場から離れている人や教員経験のない人が対象で、代替教員としての採用を目指すものとなる。

 町田市によれば、都内の公立小学校では9月1日時点で約140人の教員の欠員が生じている。町田市においても、年度途中の退職者や休職者、出産や子育てにともなう休暇で代替教員不足になっているという。

「ペーパーティーチャー研修」の概要

 今回の研修は11月25日午前9時から12時まで、玉川大学経塚オフィス棟において開催。玉川大学の教員が講師となり、公立小中学校で臨時的任用教員や非常勤講師として働くことに関心を持っている人に対して最近の教育事情について理解を深めてもらい、代替教員としての採用につなげるとしている。

 研修の定員は20名で先着順に受け付ける。申し込みはWebサイトのフォームから行い、期限は11月17日午後5時までとなる。