大阪教育大学、オンライン教員研修プラットフォーム「OKUTEP」を本格始動

大阪教育大学は、全国の教員や教員志望者に対して、いつでもどこでも自由に学べるオンライン教員研修プラットフォーム「OKUTEP（Osaka Kyoiku University Teacher Education Platform）」を7月3日より本格始動。令和5年度版の29コースの提供を開始した。

また令和5年度は、文部科学省からの委託により実施する「教員研修高度化推進支援 教員研修の高度化に資するモデル開発事業」の取り組みとして、大阪府内3か所の連携教育委員会と実証実験を行う。

OKUTEPの 特徴は以下のとおり。

①マイクロラーニングにより隙間時間で学べる

教員はカテゴリ等に分類されたリストから研修を自由に選択し、いつでも受講可能。また、2分から15分程度で一つの学習が完結するマイクロラーニングの仕組みにより、隙間時間で学べる。

②デジタルバッジによる受講履歴の管理・可視化

大阪教育大学と連携する教育委員会に所属する教員には、すべての学習項目の受講が完了すると、修了証明書として「能力バッジ」というデジタルバッジが発行される。

デジタルバッジを集めることで、教員は研修履歴を振り返ることができる。また、学校管理職等は研修の奨励を含む適切な指導・助言を行える。

さらに、教員が連携教育委員会の教員育成指標を意識しながら研修を選択できるように、OKUTEPの研修と教員育成指標を対応させたバッジマップも公開する。