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「AI養老先生」と養老孟司氏、東京工科大の客員教授に就任

東京工科大学(東京都八王子市)に、東京大学名誉教授の養老孟司氏と、AIデジタルヒューマン「AI養老先生」が客員教授として就任(出典:学校法人片柳学園)

学校法人片柳学園は、東京工科大学(東京都八王子市)に、解剖学者で東京大学名誉教授の養老孟司氏と、同氏の知識や思想を学習したAIデジタルヒューマン「AI養老先生」が、3月1日付けで客員教授に就任したと発表した。

AI養老先生は、養老氏の著書からパーソナリティを学習したAIで、言語面だけでなく本人の身振りや話し方といった身体性も伴う擬似人格である。養老氏が代表を務めるメタバース推進協議会、東京大学、株式会社NTTデータによる共同プロジェクトとして開発され、2025年10月の大阪・関西万博で初めて一般公開されている。

「AI University」を掲げる東京工科大学では、著名な知識人である養老氏本人と、そのデジタルヒューマンを同時に客員教授として迎えることで、AIの技術的な観点の先端研究にとどまらず、AIアバター教員ならではの課題の探究などにつながることが期待できるとしている。

養老孟司氏 プロフィール

1937年神奈川県鎌倉市生まれ。解剖学者。1962年、東京大学医学部卒業。東京大学医学部助手・助教授を経て、1981年同大学医学部教授。1995年に東京大学を退官し、その後同大学名誉教授。人体の構造と脳・身体の関係をテーマとした研究を行うとともに、科学・社会・自然観をめぐる幅広い著作活動でも知られる。2003年に刊行した著書『バカの壁』は大きな話題となり、ベストセラーとなった。昆虫採集家としても知られ、自然と人間の関係についての講演・執筆活動を行っている。