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東京都中央区、「tetoru」の個別連絡機能を小中学校に導入

東京都中央区教育委員会が、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の「個別連絡機能」を区内小中学校23校に導入

Classi株式会社は、同社が提供する小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」の「個別連絡機能」を東京都中央区教育委員会が導入したと2025年8月12日に発表した。

対象は、区内小中学校23校の児童生徒とその保護者で、学校からの連絡手段を電話からデジタル化。これまでは、保護者と連絡が取れるまで電話をかけ直す必要があり、教職員の負担が大きかったという。tetoruの個別連絡機能を使うことで、連絡の証跡が残り、保護者が都合の良いタイミングで内容を確認できるようになった。

個別連絡機能は、欠席や遅刻、体調不良、持ち物忘れ、登下校時間の変更など、児童生徒や家庭ごとの連絡を教職員がワンクリックで送信でき、履歴も自動で保存される。共働きや日中不在の家庭でも、連絡の行き違いを防止可能だ。

同機能の料金は、1校・施設あたり月額1,500円(税別)で、年間では18,000円(税別)となっている。

tetoruは、2022年4月に提供を開始した小中学校と保護者をつなぐコミュニケーションツールである。現在、全国の約5,500校が導入し、登録児童生徒は230万人を突破。基本的な学校・保護者間の連絡機能は無料で利用でき、有償オプションとして個別連絡機能のほか、一斉連絡や集金機能を提供している。