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Oisixとシダックス、夏休み期間の学童保育に昼食を提供

「Oisix」などの食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社と、シダックスグループで自治体サービス(観光施設や図書館の運営、学校給食、学童保育等の業務)のアウトソーシングを担うシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社(以下、SDH)は、夏休み期間の放課後児童クラブ(以下、学童保育)向け昼食提供サービスを開始した。

2024年7月22日より、SDHが全国で受託する学童保育約500箇所で、Oisixが監修したお弁当を提供。両社が連携することで、お弁当の製造から運営施設のお届けまでをワンストップでサービスが実現した。

  • 期間:2024年7月22日(月)~8月31日(土)
  • 施設数:全国468箇所
  • 内容:おかず8メニュー+白ご飯(日替わり)
  • 価格:1食あたり580円(税込)
  • 注文方法:アプリから登録し、注文、決済となる

学童保育では、小学校が長期休暇となる期間の子どもたちへの昼食の提供は課題の一つとなっている。多くの学童保育では、保護者がお弁当を用意したり、近隣の弁当店からの弁当配送などで対応している状況がある。両社では今回のサービスにより、保護者の負担減や、学童保育スタッフのお弁当購入時の手間の軽減、品質管理などの解決策となることを目指している。

このサービス導入にあたり、2024年1月に2日間、計10カ所(埼玉県、神奈川県)、3月に4日間、計13カ所(北海道、秋田県、茨城県、埼玉県、神奈川県)の学童保育でテスト運営を実施した。そのときのスタッフや子どもたちの意見を取り入れ、学童保育専用のお弁当メニューを開発し、夏休み期間の本格導入に至った。お弁当に関しては、子どもたちから「美味しかった」「こんなお弁当があると嬉しい」といった反応からメニュー選定を進め開発した。

テスト運営時の様子