ニュース
TOPPANグループが博物館に「AIコミュニケーター」を提供、来場者の探究をAIが支援
2026年3月5日 09:30
TOPPANホールディングスのグループ会社である株式会社トータルメディア開発研究所とTOPPAN株式会社は、博物館や科学館などにおいて利用者の探究的な学びを支援する「AIコミュニケーター」の提供を開始した。
一般的なAIチャットボットと異なり、利用者の問いに対して答えを提示するだけでなく、関連するヒントや新たな視点を提示することで、来場者の興味・関心を高めながら探究的な学びへと導く仕組みが特徴。
開発の背景には、2022年の博物館法改正がある。博物館においては、多様な利用者への対応や地域社会への貢献、デジタルアーカイブを活用した資料活用など、より広い役割が求められている。また近年は、STEAM教育や探究学習の場として活用する動きが拡大。こうした流れを受け、展示を見学するだけでなく、来場者が主体的に学ぶ体験を支援する仕組みとしてAIコミュニケーターを開発した。
同サービスでは、ミュージアム内の展示解説や図録、研究紀要などの学術資料を構造化してAIが参照できるようにし、学芸員の知識や展示解説のノウハウもナレッジベースとして組み込む。これにより、各ミュージアムの公式情報に基づいた対話を実現するという。
また、回答の精度を高めるため、TOPPAN株式会社が開発した生成AI管理基盤を利用し、真正なデータベースのみを参照する仕組みも導入した。これにより、回答の揺らぎやハルシネーション(虚偽の情報)の抑制を図る。さらに、不適切な言葉遣いや話題をブロックし、子供でも安心して利用できる設計とした。
なお、AIコミュニケーターと利用者の対話内容を分析し、「利用者が何に興味を持つか」「どのような質問をしたか」「どこで理解につまずいたか」など、従来のアンケートでは拾いきれなかった潜在的なニーズや学習意欲を可視化。展示の改善や運営の見直しにも活用が可能だ。























![タッチペンで音が聞ける!はじめてずかん1000 英語つき ([バラエティ]) 製品画像:3位](https://m.media-amazon.com/images/I/611xdkoqG7L._SL160_.jpg)















