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TOPPAN、小学生向け夏休みイベントで、リサイクルを学ぶ機会を提供

環境配慮型パッケージに関するワークショップとクイズラリーを実施

「汐留サマースクール2024」TOPPANのブース

TOPPANホールディングスのグループ会社であるTOPPAN株式会社は、2024年8月3日・4日に開催された「汐留サマースクール2024」で、小学生が環境問題を学べるコンテンツを提供した。

同社は期間中、再生紙からできたうちわに、化粧品を再利用した絵の具や、台紙をリサイクルできるシールなどでデザインする体験コンテンツのほか、紙製飲料容器「カートカン」にまつわるクイズラリーなどを実施し、約800名が参加した。

うちわづくり体験の様子

今回の取り組みは、環境配慮型パッケージを通して、環境問題や資源循環の重要性を伝えるもの。うちわづくり体験では、子供たちに紙芝居風の説明を行い、学びのポイントを後から振り返ることができるシートを配布した。

参加者からは、「身の回りの紙パックがリサイクルできると知った」「紙パックマークと紙マークの違いが面白かった」「お家でもリサイクルしようと思う」といった感想が寄せられたという。

同社は、循環型社会実現への貢献を目指してパッケージ事業におけるさまざまなリサイクル関連技術の開発を進めている。その一環として、2023年10月よりパッケージを起点としたTOPPANグループのサステナブルブランド「SMARTS
」を立ち上げた。

今後も同イベントのような生活者とのコミュニケーションを継続し、リサイクルやサステナビリティの意識向上に資する活動と、生活者の声を生かしたパッケージの開発で、循環型社会の形成を目指していくとしている。