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こども霞が関見学デーで「木のストロー作り」を体験

林野庁と連携してSDGsを学ぶ機会を子供たちに提供、AQ Group

こども霞が関見学デーで「カンナ削りの木のストロー体験」のワークショップを実施

株式会社AQ Groupは、各府省庁が主催した「こども霞が関見学デー」において、子供たちが「カンナ削りの木のストロー体験」を通じてSDGsを学ぶイベントを8月7日と8日に実施したと発表した。

同社は農林水産省林野庁木材利用課と連携し、カンナ削りによる木のストロー製作のワークショップを行った。同ワークショップでは、子供たちが日本の伝統技術であるカンナ削りを体験し、環境問題やSDGsについて学ぶ機会を提供した。

ワークショップには、各日25名の子供たちが参加し、整理券配布開始とともに行列ができるほどの人気を集めたという。子供たちは、木の香りや質感を感じながら、木材の新たな利用法に驚きと興味を示した。また、この体験を通じて、森林循環や環境問題について考えるきっかけを得ることができた。

木の香りを確かめ合う子供たち

木のストローは、プラスチックごみ削減や森林保全に不可欠である間伐材の利用などの環境課題解決に貢献するアイテムとして注目されている。2019年のG20大阪サミットやドバイ万博でも使用された実績があり、国内外で高い評価を受けている。また、この取り組みは「地球環境大賞 農林水産大臣賞」や「ウッドデザイン賞」「グッドデザイン賞」など、多くの賞を受賞しており、環境保全の分野で広く認知されている。

木のストローは、多方面から環境保全の取り組みとして評価されている

なお、木のストローに関する詳細情報やそのほかの活動については、同社の公式Webサイトで確認できる。