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TOPPAN、デジタル学習サービス「navima」をアップデート

3つのモードの同時利用やペンの太さの変更などに対応し表現の幅を広げる

TOPPANグループが提供する、多様な学習体験を統合した小中学校向けのデジタル学習サービス「navima」では、機能の1つである「学び合いツール」のアップデートを、1月26日より提供開始した。

子どもたちが自分の考えや回答を書き込み登録し、クラスメイトや先生に共有できるスライドは、これまで手書き入力・テキスト入力・画像の挿入のそれぞれのモード単独でしか使用ができなかった。今回のアップデートでは、3つのモードが同時利用できる機能を追加。また、手書き入力とテキスト入力において、ペンの太さや文字の大きさを変更できるようになり、選べる色を3色から5色に増やした。

これにより、文字と複数の画像を組み合わせたり、文字の色分け・サイズ変更ができるようになったりと、より表現の幅が広がった。また、自分の考えを整理しクラスメイトや先生により分かりやすく伝えることができるようになる。

「navima」は、これまでに全国の小中学校約2,000校以上で使われてきた(2023年12月末現在)。子どもたちを取り巻く学習環境の変化と、導入校の先生方の声などを元に、子どもたちの表現の幅を広げ、多様な学びを実現するため機能のアップデートを図った。

<具体的な活用例>

小学生の算数で、図形問題に対して、解答に至る思考の過程を記載できることで、簡単にクラスメイトや先生に説明できるようになる。テキスト入力と手書き入力が同時利用できるため、子どもたちが自分に合った入力方法を選択できる。ペンで色分けし、ポイントを意識しながら表現できる。