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東大阪市、Qubenaを活用した効果検証に関するオンラインイベントを、来年1月20日に開催

東大阪市立の全小学校で、Qubenaの効果検証を実施

学習eポータル+AI型教材「Qubena」を開発・提供する株式会社COMPASSは、慶應義塾大学SFC研究所 上席所員の中室牧子氏と連携し、「ICTを活用した学びにおける児童生徒および教員への影響に関する研究」を行っている。その第2弾として、大阪府東大阪市におけるQubenaの活用に関して、学力への影響の効果検証を実施し、その結果を公表した。

検証の対象となったのは、東大阪市の全市立小学校4・5・6年生。対象教科は小学校が算数・国語で、2021年12月から2022年12月にわたって実証が行われた。

また実施方法については、「東大阪市標準学力調査」を事前・事後テストとして使用し、2回のテストの間にQubenaを活用。利用頻度・問題解答数・時間帯・機能・使用した時間・取り組み方・取り組み結果などの計21項目の学習ログと事前事後テストの学力の変化の相関を、各教科ごとに回帰分析により検証した。

検証の結果、Qubenaの利用と学力向上には相関がみられ、学年・教科共通の傾向として、Qubenaの1週間あたりの利用頻度が高くなるほど、また習熟度が高くなるほど学力向上につながる傾向があった。

COMPASSは、今回の検証結果に関するオンラインイベントを、2024年1月20日(土)に開催する。東大阪市教育委員会と東大阪市立花園北小学校の関係者が登壇し、検証結果の詳細を発表。参加費は無料で、事前の申込が必要となる。


    【概要】
  • 日時:2024年1月20日(土)13:30-17:00(予定)
  • 会場:全国の自治体担当者・学校関係者
  • 参加費:無料
  • 実施方法:オンライン(Zoom)