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小学校高学年のスマホ所有率が4割超える、NTTドコモ モバイル社会研究所が発表

NTTドコモ モバイル社会研究所は1月29日、小中学生のスマホ・キッズケータイ所有状況に関する調査結果を発表した。この調査は2023年11月に親と子を対象に実施されたもので、小中学生のスマホ所有率の上昇が明らかになった。

スマホの所有率は全学年で上昇し、特に小学生高学年では初めて4割を超えた。キッズケータイの所有率は前年とあまり変化はない。

【小中学生】スマホ・キッズケータイ所有率(経年変化)

またスマホ・キッズケータイの所有率を学年別に見ると、小学6年生で半数を超えた。中学生になると7割を超え、中学3年生では8割に達している。

【小中学生】スマホ・キッズケータイ所有率(学年別)

子供用のスマホを入手する主な方法としては、小学生の半数以上と中学生の3人に2人が販売店の店頭での購入を挙げている。家族からの中古の譲渡も約3割に上るという結果になった。

【小中学生】最初に使いはじめた子の自分専用のスマホの入手方法

モバイル社会研究所では、これらの調査結果を含め、子どもたちのICT利用状況全般に関するデータを「モバイル社会研究所白書2023年版」にまとめている。

・調査概要

  • 調査方法:訪問留置調査
  • 調査対象:関東1都6県・小学生及び中学生とその親
  • 有効回答数:600
  • サンプリング:QUOTA SAMPLING、性別・年齢(5歳刻み)・都道府県の人口分布に比例して割付
  • 調査時期:2023年11月