ニュース

Studyplus for School、デジタル教材の宿題を配信できる「課題配信機能」を新たにリリース

範囲や期日を設定し、宿題の学習を児童生徒に通知

デジタル教材の宿題を配信できる「課題配信機能」をリリース

 スタディプラス株式会社は、教育機関向けコミュニケーションプラットフォーム「Studyplus for School」上で「教材配信システム」を提供中だが、新たに学習範囲や期日を設定して「宿題」として配信することができる新機能「課題配信機能」を開始したと発表した。

 教材配信システムは2023年4月から提供し、市販教材や先生のオリジナル教材をデジタル教材として配信することが可能で「Studyplus for School」上で児童生徒の学習進度や定着度をデジタル化して管理することができる。

先生が課題を登録する画面

 新機能「課題配信機能」では、教材配信システムで設定した学習期間になると児童生徒の「Studyplus」アプリ上に通知が届き「宿題」として表示され、先生が指定した内容を確認して学習することができようになった。

児童生徒の学習画面

 配信できる教材の種類は、デジタル上で選択式や記述式の問題を解く「ドリル」と、児童生徒がこれまでと同様に紙教材などで学習して、理解度などをデジタルで入力する「デジタル進度表」の2種類。

ドリル形式で配信
デジタル進度表を配信

 児童生徒が宿題を終わらせると学習記録はリアルタイムに「Studyplus for School」上でデータとして蓄積することができるため、宿題回収や添削、結果のExcelなどのへの転記といった業務を省くことが可能になる。

 さらに、宿題の回収日を待たずに児童生徒の宿題の進捗や理解度を確認することもできるため、予定通りに進んでいない児童生徒や理解度が低いままの児童生徒を把握して、サポートをしたい児童生徒とコミュニケーションを取るなど、個別にフォローできる。

先生側の課題進捗画面