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大学選びに迷う受験生へ、スタディプラスが「公募制推薦入試」の特集ページを公開

スタディプラス株式会社が、「公募制推薦入試」の特集ページを開設

スタディプラス株式会社は、2026年度の「公募制推薦入試」に特化した特集ページを公開したと2025年9月10日に発表した。学習管理アプリ「Studyplus」を通じて、受験生が効率的に情報収集できるよう支援する狙いがある。

公開した特集ページでは、公募制推薦入試を実施する大学を検索できる機能を搭載。志望エリアや入試の特徴に加え、関心のあるキーワードからハッシュタグで検索することが可能で、自分の強みを生かせる入試方式を見つけやすくなる仕組みだ。これにより、受験生が公募制推薦入試への理解を深め、大学との新しいマッチングを後押しすることを目指している。

志望するエリアやハッシュタグを選んで大学を絞り込み、公募制推薦入試のポイントを確認できる

背景には、大学入試制度の多様化がある。文部科学省の調査によると、2023年度は総合型選抜(14.9%)と学校推薦型選抜(36.5%)を合わせた入学者の割合(51.5%)が、一般選抜(48.9%)を上回った。エントリーシートや面接対策が必要なケースも多く、従来の一般入試とは異なる準備が必要となっている。

スタディプラスが高校3年生や大学生ユーザーに実施したアンケートでは、大学選びの課題として「受験対策や勉強方法の不安」(48.8%)、「経済的な負担」(46.6%)に続き、「入試制度や選考基準の複雑さ」(41.0%)や「学部・学科の選択肢の多さ」(30.0%)を挙げている。今回の特集は、こうした受験生の声に応えるものだ。

大学選びにおける課題(2025年3月「進路選択に関する調査」)

Studyplusは、日々の学習記録を可視化し、学習者同士で共有して励まし合えるアプリである。累計会員数は1,000万人を超え、大学受験生の過半数が利用しているという。