LINEヤフー、学校と保護者の連絡サービス「LINEスクール 連絡帳」を提供開始

学校向け総合ソリューション「LINEスクール」の第1弾として、「LINEスクール 連絡帳」を提供

LINEヤフー株式会社は、学校向け総合ソリューション「LINEスクール」を開始することを2025年1月30日に発表した。その第1弾として、学校と保護者が「LINE公式アカウント」を通じて連絡を取れるサービス「LINEスクール 連絡帳（フリープラン／ベーシックプラン）」の提供を開始。2026年3月末までトライアルとして、ベーシックプランの全機能を無償提供する。

「LINEスクール 連絡帳」は、LINEヤフーが提供する「LINE公式アカウント」とエースチャイルド株式会社が提供する「つながる連絡」を組み合わせた、学校や教育機関向けの保護者連絡サービス。学校のLINE公式アカウントを通じて、お便り配信・遅刻欠席連絡・日程調整・学習eポータルとの連携など、さまざまなやりとりができる。

学校のLINE公式アカウントを通じてさまざまなやりとりが可能

教職員はWebブラウザーから「つながる連絡」の管理画面にアクセスし、保護者は使い慣れた「LINE」アプリを利用するため、双方で導入のハードルが低いのが特徴。LINEヤフーの調査によると、小中学校の教職員と保護者の7割以上が、LINE公式アカウントを使った連絡に魅力を感じているという。

LINEスクール 連絡帳の利用イメージ

先行導入した学校からは、保護者への説明が不要な点や、保護者からの返信率が高い点、ペーパーレス化によるコスト削減などが評価されている。

LINEスクール 連絡帳では、無料のフリープランと、有料のベーシックプランの2プランを用意する。フリープランでも、学校と保護者のコミュニケーションに必要な基本機能は無料で利用可能だ。フリープランの対象は、国公立の幼稚園・保育園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校またはそれに準ずる学校。また、フリープランと無償トライアルは、事例利用や新機能に関する協力などの条件がある。

ベーシックプランでは、日程調整や資料提出の自動追いかけ機能、教育委員会向けの管理配信機能、学習eポータルとの連携機能を利用できる。有料オプションとして集金機能なども用意されており、ニーズに合わせて追加が可能。なお、LINE公式アカウントの利用料金は全プランで無料だ。