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学校と保護者の連絡サービス「LINEスクール 連絡帳」、内田洋行の学習eポータル「L-Gate」と連携開始

LINEヤフー株式会社が提供する「LINEスクール 連絡帳」が、株式会社内田洋行の学習eポータル「L-Gate」との機能連携を開始

LINEヤフー株式会社が提供する「LINEスクール 連絡帳」は、株式会社内田洋行の学習eポータル「L-Gate」との機能連携を2025年2月12日より開始した。L-Gateの利用校は、名簿登録や年次更新不要でLINEスクール 連絡帳を利用可能となる。

LINEスクール 連絡帳は、学校と保護者の連絡をLINE公式アカウントを通じて行うサービスで、基本機能は無料。遅刻・欠席・早退連絡やお便り配信のほか、掲示場や日程調整機能、保護者からの資料提出機能などを備えている。

L-Gateは、児童生徒や教員が利用するパソコンやタブレット端末向けに内田洋行が提供している学習eポータルで、文部科学省のCBTシステム(MEXCBT)やさまざまな学習コンテンツと連携し、約12,000校の小中学校に導入されている。

今回の機能連携では、L-Gateの「名簿連携」と「シングルサインオン(SSO)」機能に対応。L-Gateに登録された児童生徒の名簿情報がLINEスクール 連絡帳に自動連携され、教育委員会や教員はGIGAスクール構想で整備されたアカウントでLINEスクール 連絡帳を利用できる。これにより、名簿管理の負担が軽減されるほか、学校と保護者の連絡がスムーズになるという。

また、L-GateとLINEスクール 連絡帳の連携には料金が発生せず、LINEスクール 連絡帳の基本機能も無料で提供される。さらに、2026年3月31日までは有料機能も無償で利用可能だ。これにより、文部科学省と財務省が推進する「保護者からの電話対応を含む外部対応・事務作業などのさらなる縮減」「校務DXの推進」に取り組むことができ、教職員の業務効率化を見込める。

LINEヤフー株式会社は、「教育が変われば、社会は変わる。」というテーマを掲げ、今後も教育分野での課題解決に取り組んでいくとしている。