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LINEヤフー、誹謗中傷や偽情報拡散を防ぐ取り組みを特設サイトで紹介

LINEヤフー株式会社が情報空間における健全性確保のための取り組みを紹介する特設サイトを公開

 LINEヤフー株式会社は情報空間の健全性確保のための取り組みについて紹介する特設サイトを公開した。Yahoo!ニュース、Yahoo!知恵袋、Yahoo!ファイナンス、LINEオープンチャットや広告など、同社サービスにおける偽情報の拡散を防ぐなどの具体的な取り組みを紹介している。

 特設サイトでは「誹謗中傷を防ぐ」「偽・誤情報の拡散を防止する」「詐欺行為などの犯罪を抑止する」「情報リテラシー向上をサポートする」の4つのトピックに分けて紹介。誹謗中傷を防ぐために、コメント欄のあるサービスでAIと人の目による確認のほか、建設的なコメントを上位に表示させ、規約に反する投稿を削除する機能などを設けている。

コメントの投稿前に内容を見直す機会を提供するYahoo!ニュースの「コメント添削モデル」(出典:LINEヤフー)

 投稿型プラットフォームサービスにおける偽・誤情報の拡散防止では、注意喚起や各ガイドラインに則ったモニタリングチェック・違反投稿の削除対応、ユーザーからの通報機能設置など、各種取り組みを組み合わせて、偽・誤情報の流通の抑制を図っているという。

災害発生時にLINEオープンチャット上で掲出した注意喚起情報の例(出典:LINEヤフー)

 詐欺行為などの犯罪抑止では、広告やメッセンジャーでユーザーからの通報も含めたモニタリングなどを行い、投資や副業の領域でLINEの友だち追加に誘導するような広告の出稿禁止や、広告主の本人確認実施などを実施。

友だち以外のユーザーからLINEグループに招待があったときやプロフィール画面などで注意喚起を実施(出典:LINEヤフー)

 情報リテラシー向上のサポートについては、子供が安心安全に活用できるポータルサイト「Yahoo!きっず」の提供をはじめ、LINEみらい財団による学校などへの出前授業実施、「全国統一ネット常識力模試」「ニュース健診」などの学習コンテンツの提供などを行っている。

LINEヤフー八戸センターの社員がネットセーフティ授業を実施する様子(出典:LINEヤフー)